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深緑茶房の茶園と茶工場へ行ってきました〔三重県松阪市飯南町〕 [大人の社会見学(文化施設・セミナー・工場見学等)]

紅茶、烏龍茶および緑茶はいずれも、学名がカメリア・シネンシスという茶(チャ)の樹から摘んだ生葉が原料です。食品表示法に基づく表示ルール「食品表示基準」は緑茶を次の通り定義しています。

緑茶の定義:緑茶とは、茶葉(一部茎を含む。)を蒸熱又は釜炒り等の方法により茶葉中の酵素を失活させた後、飲食用に供せられる状態に製造したものとし、一般に緑茶であると認識されているものが原料原産地表示の対象となる。・・・「食品表示基準Q&A」(最終改正 平成27年12月24日消食表第660号)より引用。

次の写真をご覧ください。農業生産法人の有限会社深緑茶房(本社:三重県松阪市飯南町)の茶園における秋番茶の摘採です。

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~ 乗用型摘採機による摘採、2017年10月10日撮影。

s_171010深緑茶房見学02、茶園(リバーサイド茶倉付近).JPG

摘採された生葉(なまは)は、トラックで荒茶工場へと運ばれます。

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~ 深緑茶房の茶工場(荒茶工場)における生葉の受入れ。




さて、受入れた生葉は、蒸熱という工程で茶葉中の酵素が失活されます(この工程のことを「殺青」(さっせい)と呼ぶことがあります)。

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~ 蒸熱工程。

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~ 茶葉中の酵素が失活された蒸熱後の茶葉。

この後、葉打ち、粗揉、揉捻、中揉、精揉、乾燥の各工程を経て、荒茶が出来上がります。

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~ 精揉機。

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s_170706深緑茶房見学会32、精揉後の茶葉.JPG
~ 精揉後の茶葉。(この写真だけ2017年7月6日撮影)。

深緑茶房の茶工場(荒茶工場)は完全自動化されているので、スタッフ一人で荒茶の製造管理をしています。

☆ 農業生産法人・有限会社深緑茶房
 (本社)三重県松阪市飯南町粥見4209-2

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~ 深緑茶房の茶園に咲いていた茶の花。





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国指定名勝「慶雲館」へ行ってきました〔滋賀県長浜市〕 [茶室めぐり]

2017年10月11日(水曜日)の午後0時25分頃に、滋賀県長浜市港町にある国指定名勝「慶雲館」へ行ってきました。

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~ 「慶雲館」の中門、本館の玄関が見えます。

「慶雲館」は、長浜市のホームページなどを参照すると、明治20年(1887年)1月に行われた明治天皇の京都行幸の帰路における長浜での休憩所(行在所)として、近江地方の実業家浅見又蔵翁が私財を投じて建設した木造二階建、総檜造りの寄棟造、書院風建築です。

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~ 庭園から見る本館。

長浜市が所有する「慶雲館」は現在、一般公開されています。

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 ・開館期間:4月1日(土曜日)~12月3日(日曜日)
 ・開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)

♪ 「第67回長浜盆梅展」は、2018年1月10日(水曜日)から3月11日(土曜日)まで「慶雲館」において開催される予定です。観覧料:大人500円、小中学生200円。





さて、「慶雲館」の奥庭に茶室「恵露庵」があります。

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茶室「恵露庵」は建設された当時は四畳半の茶室だったそうですが、十畳半の広間に増床されています。

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~ 茶室「恵露庵」の内部。

本館の1階の広間には、庭園を眺めながらひとやすみできるスペースがあります。

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茶室「恵露庵」と梅の館(新館)の各部屋は貸室利用ができます(本館は不可)。

☆ 国指定名勝「慶雲館」(滋賀県長浜市港町2番5号)
☆ 2017年10月11日(水曜日)午後0時25分頃利用




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三重県多気町特産の「伊勢いも」 [大人の社会見学(文化施設・セミナー・工場見学等)]

京菓子を代表する薯蕷饅頭(じょうよ・まんじゅう)は、餡玉を薯蕷生地で包み蒸し上げた和菓子です。上用饅頭と呼ばれることもあります。

包む、蒸すという和菓子の基本的な技術に加え、純白の生地に焼印、色使いなどによる意匠は京菓子職人の技とセンスの見せ所です。

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~ 甘楽花子「京の蕪」。

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~ 甘楽花子「初雪」。

薯蕷生地に使われる主な原材料は、やまのいも、砂糖、上用粉(薯蕷粉)です。

薯蕷生地に使われるやまのいもは、やまのいも科やまのいも属山芋種やまといも群(つくね芋とも呼ばれる)に分類される、兵庫県北部の特産で表皮の黒い丹波芋、三重県多気町特産の表皮が白い伊勢いも、石川県能美市と小松市の特産で伊勢いもが起源の加賀丸いもなどです。

※薯蕷という言葉は普段あまり使うことがありませんが、薯も蕷もイモを表す漢字です。




さて、2017年10月10日(火曜日)の午後2時10分頃に、三重県多気町四疋田の伊勢いも畑を訪ねました。

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多気町特産品の伊勢いもの栽培は、肥沃で砂気が多い土壌で排水がよい櫛田川沿いの多気町津田地区が中心です。

美し国「みえの伝統野菜」に選定されている伊勢いもは、ながいもに比べ格段に粘りが強く肉質もよく、時間が経過しても変色しないことなどから高級食材としての需要があり、日本料理、和菓子の原材料などとして使用されていますが、連作障害や生産者後継者不足により栽培面積が年々減少しているそうです(参照:alic「野菜情報2016年12月号」)。

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~ 竹製の支柱を外し、伊勢いもの収穫が始まります。

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~ JA多気郡の農産物直売所「スマイル多気店」で購入した伊勢いも。





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名勝「玄宮楽々園」〔夜間特別公開「観月の夕べ」開催中〕 [彦根めぐり]

江戸時代に「槻御殿(けやきごてん)」と呼ばれていた旧彦根藩の下屋敷は現在、庭園部分が「玄宮園」、建物部分が「楽々園」と呼ばれています。

「玄宮園」は、魚躍沼(ぎょやくしょう)と呼ばれる大きな池を中心とした大池泉回遊式庭園です。観覧料は「玄宮園」単独で一般200円、年中無休。

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~ 魚躍沼畔から見る対岸の隣池閣(りんちかく)、茶席「鳳翔台(ほうしょうだい)」、その先に彦根山に建つ国宝・彦根城天守。

「楽々園」にある建物へ入ることはできませんが、外から観覧することができます(観覧無料)。

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~ 「楽々園」にある御書院(左)と地震の間。

※ここまで、彦根市教育委員会文化財課が作成した指定文化財解説シートを参照しました。また、今回掲載した写真はすべて、2017年10月8日に撮ったものです。




さて、2017年10月8日(日曜日)の午前11時45分頃、名勝「玄宮楽々園」へ行ってきました。

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~ 「玄宮園」東口。

三連休の中日ということもあるのでしょうか、名勝「玄宮楽々園」は混んでいました。

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魚躍沼畔を歩き、龍臥橋、高橋を渡って、築山に建つ茶席「鳳翔台」へ向かいました。

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茶席「鳳翔台」も混んでいました。

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なお、「玄宮園」においては9月30日より10月22日までの土日祝日9日間(午後6時30分~9時)、夜間特別公開「観月の夕べ」が開かれています(昼間の観覧券での入場はできませんのでご注意ください)。詳しいことは、彦根観光協会のウェブサイト「彦根観光ガイド」をご覧ください。





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講演「湖東焼の盛衰と美」@彦根城博物館 [彦根めぐり]

2017年10月8日(日曜日)の午後0時20分頃、国宝彦根城が建つ彦根山(金亀山)の麓にある彦根城博物館へ行ってきました。

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~ 彦根城博物館の玄関。

午後1時30分より講堂において開催される講演「湖東焼の盛衰と美」に参加するためですが、早く着きすぎたので、江戸時代の能舞台を眺めることができるお茶席でお抹茶と和菓子をいただきました。

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~ お茶席。




さて、彦根城博物館のお茶席は、椅子に腰かけてお抹茶をいただくことができる立礼席(りゅうれいせき)です。

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一服500円(抹茶・和菓子)。

この日の和菓子は、おおすが「ささ栗」でした。

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お茶席で一服した後、講演「煎茶の美意識と常滑」が行われる講堂へ向かいました。

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☆ 彦根城博物館(滋賀県彦根市金亀町1-1)
☆ 2017年10月8日(日曜日)午後0時20分頃入館





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