So-net無料ブログ作成
和菓子の京都 ブログトップ
前の5件 | -

笹屋伊織の栗入り最中「だるまさん」〔最中の種に残る「短冊形の跡」のナゾ〕 [和菓子の京都]

創業享保元年(1716年)の京菓匠「笹屋伊織」の代表銘菓は「どら焼」ですが、栗入り最中「だるまさん」もお勧めです。

s_171126笹屋伊織京都大丸店①、だるまさん.JPG
~ 2017年11月26日(日曜日)に笹屋伊織大丸京都店で購入。

包み紙に入っている「だるまさん」を取り出します。

s_171126笹屋伊織京都大丸店②、だるまさん.JPG
~ 斜め前から見た「だるまさん」。



では、「だるまさん」の後ろ姿はどんな感じでしょうか。

s_171126笹屋伊織京都大丸店③、だるまさん.JPG
~ 「だるまさん」の背中に短冊形の跡があります。

もち米を原料とする最中の種は短冊形に切り分けた餅を金型にはさんで焼いています。したがい、この短冊形の跡は元の餅の跡なのです。

「だるまさん」の正面にも実は、(短冊形の)餅の跡が残っています。次の「だるまさん」の正面からの写真でご確認願います。

s_171126笹屋伊織京都大丸店⑤、だるまさん.JPG

最中の種に残る「短冊の跡」の種明かし。



nice!(79)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

北野天満宮献茶祭協賛「菓匠会 菓題菓展」が12月1日に開かれます。 [和菓子の京都]

♪ 2017年12月15日追記♪ 2017年12月1日に北野天満宮文道会館二階で行われた「菓匠会同人作品展(菓題:雪景色)」の様子は、こちらをご参照ください。→ こちら


菅原道真公をご祭神としておまつりする全国約1万2,000社の天満宮、天神社の総本社である京都・北野天満宮において毎年12月1日に献茶祭が開かれています。

s_161201北野天満宮献茶祭03、楼門.JPG
~ 北野天満宮の楼門、2016年12月1日撮影。

この献茶祭において、江戸時代に結成された上菓子屋仲間の流れをくむ「菓匠会」(現在19同人)が協賛席を設け菓題菓展(菓題をテーマにした創作菓子展)を開いています。今年2017年の菓題は「雪景色」です。

s_171109菓匠会「北野天満宮献茶祭」協賛席.JPG

「菓匠会」同人が12月1日に京の「雪景色」をどのように表現するのか今から楽しみです。



さて、次の写真は昨年2016年12月1日に北野天満宮で行われた菓題菓展(菓題「冬めく」)において撮影した「菓匠会」同人の作品の一部です。

s_161201北野天満宮献茶祭06、菓匠会菓題菓子展「題:冬めく」.JPG

s_161201北野天満宮献茶祭25、笹屋伊織「冬の使者」.JPG
~ 笹屋伊織「冬の使者」。

s_161201北野天満宮献茶祭27、塩芳軒「冬の色」.JPG
~ 塩芳軒「冬の色」。

s_161201北野天満宮献茶祭33、長久堂「榾あかり」.JPG
~ 長久堂「榾あかり」。

s_161201北野天満宮献茶祭44、鶴屋吉信「薄氷に咲く」.JPG
~ 鶴屋吉信「薄氷に咲く」。

♪ 2017年12月15日追記♪ 2017年12月1日に北野天満宮文道会館二階で行われた「菓匠会同人作品展(菓題:雪景色)」の様子は、こちらをご参照ください。→ こちら


☆ 北野天満宮献茶祭協賛「菓匠会」菓題菓展
 (於:北野天満宮 文道会館二階)
☆ 2017年12月1日(金曜日)午前9時~午後3時



nice!(76)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

「水無月」を食べましたか?〔夏越祓の行事菓子〕 [和菓子の京都]

「水無月」は、三角形をした外郎生地に小豆を重ねた京都のお菓子です。

170615女将塾「愛される所作」25、水無月 (コピー).JPG
~ 京菓匠「笹屋伊織」の「水無月」、2017年6月15日撮影。

三角形をした白い外郎は暑気払いの氷を表していて、赤い小豆は邪気払いの意味があるそうですが、虎屋文庫の中山圭子さんが書いた「事典 和菓子の世界」(岩波書店、2006年2月24日発行)を参照すると、「水無月」が現在のような形になるのは昭和に入ってからだそうです(同書136ページ)。

虎屋文庫の機関誌「和菓子(第9号)」(2002年3月20日発行)に載っている和菓子研究「水無月考」(浅田ひろみ・著)を参照すると、浅田ひろみさんは、かつてはいろいろな形の「水無月」があったのが、三角形の「水無月」だけになった理由を「京都の和菓子屋が6月30日の行事菓子に6月1日の行事を結び付けたから」と推察しています。

浅田ひろみさんがこの推察の参考にしたのは、菓匠会同人の「三條若狭屋」二代目当主・藤本如泉さん(明治28年生まれ)が書いた「日本の菓子」(1968年7月10日河原書店発行)の次の文です。

お菓子の「水無月」は、生菓子の「氷室」より考案されたもので、加茂の水無月祓の神事にこじつけて、京都では、毎年6月30日に暑気払いのおまじないとして市民が頂くように、菓子屋の知恵で創られました。(「日本の菓子」206ページより引用。)





さて、京都のお菓子「水無月」を製造販売する和菓子屋が名古屋圏でも年々増えています。

170609山田餅本店③、水無月 (コピー).JPG
~ 山田餅本店「水無月」、2017年6月9日購入。

170623小ざくらや一清④、水無月 (コピー).JPG
~ 小ざくらや一清「水無月」、2017年6月23日購入。

彦根市でも「水無月」を販売していました。

170619小林製菓舗⑤、水無月 (コピー).JPG
~ 彦根ういろで知られる小林菓舗「水無月」、2017年6月19日購入。

170619小林製菓舗②、彦根ういろ (コピー).JPG





150627今宮神社④、茅の輪 (コピー).JPG
~ 今宮神社の夏越祓、2015年6月27日撮影。

150627今宮神社⑥、茅の輪(説明) (コピー).JPG
nice!(107)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

地下鉄烏丸線に乗って「和菓子の京都(文化施設編)」をめぐる [和菓子の京都]

京都市営地下鉄烏丸線沿線にある呈茶がある文化施設の紹介です。

なお、この記事に掲載した休館日、入館料等は、2017年3月2日現在のものです。

「表千家北山会館」

・ 住所:京都市北区上賀茂桜井町61番地
・ 交通:京都市営地下鉄烏丸線「北山」駅下車
    (4番出口から徒歩3分ほど)

151104表千家北山会館②、外観 (コピー).JPG
~ 2015年11月4日撮影。

「表千家北山会館」では現在、

常設展「季節の道具の取り合わせ」

が開催されています。

・入館料:一般800円(呈茶代込み)
・休館日:日曜日・祝日

151212表千家北山会館③、嘯月(山茶花) (コピー).JPG
~ 2015年12月12日利用時のお菓子(嘯月「山茶花」)。




「茶道(ちゃどう)資料館」

・ 住所:京都市上京区堀川通寺之内上る (裏千家センター内)
・ 交通:京都駅前から京都市営バス9番に乗車し堀川寺ノ内で下車
    (徒歩2分ほど)

161201茶道資料館① (コピー).JPG
~ 2016年12月1日撮影。

「茶道資料館」では3月29日(水曜日)までの期間、

平成29年新春展「描かれた茶の湯」

が開催されています。

・入館料:一般700円(呈茶付き)
・休館日:月曜日(ただし3月20日は開館)、3月21日(火曜日)

161201茶道資料館③、田丸弥「初霜」 (コピー).JPG
~ 2016年12月1日利用時のお菓子(田丸彌「初霜」)。





「京菓子資料館」

代表銘菓「雲龍」で知られる御菓子司「俵屋吉富」の関連団体の一般法人ギルドハウス京菓子が運営するミュージアム、「俵屋吉富」烏丸店の北隣。

・ 住所:京都市上京区柳図子町331-2
・ 交通:京都市営地下鉄烏丸線「今出川」下車
    (2番出口から徒歩で3分ほど)

131115京菓子資料館② (コピー).JPG

「京菓子資料館」では現在、

常設展「和菓子のあゆみ」 

が開催されています(休館日:水曜日)。

・入館料:無料
・呈茶代:700円(立礼席)

130122京菓子資料館⑤ (コピー).JPG
~ この写真は、2013年1月22日に、呈茶席「祥雲軒」で撮った写真です。






「有斐斎 弘道館」

・住所:京都市上京区上長者町通新町東入り元土御門町524-1
・交通:京都市営地下鉄烏丸線「今出川」駅で下車
    (6番出口より徒歩で9分ほど)

151104有斐斎弘道館19 (コピー).JPG
~ 2015年11月4日撮影。

151104有斐斎弘道館01 (コピー).JPG
~ 同上。

「有斐斎 弘道館」は、江戸中期の儒者・皆川淇園(みながわきえん)が1806年に創立した学問所「弘道館」址に建つお邸で、茶室、広間、ギャラリースペースなどがあり,茶会、講座、勉強会、展覧会などが開催されています。

131115弘道館⑤ (コピー).JPG

「有斐斎 弘道館」、
見学をすることができます(休館日:水曜日)。

1,000円(茶菓付き)。

貸切等などがあるので、
事前に電話で問い合わせたほうがよいと思います。


※この記事に記載した休館日、入館料等は、
2017年3月2日現在のものです。





nice!(89)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

「有斐斎 弘道館」へ行ってきました・・・8 〔琳派400年「手のひらの自然 京菓子と琳派」展 2015〕 [和菓子の京都]

2015年11月4日(水曜日)の午後0時過ぎに、京都御所の西にある「有斐斎 弘道館 (ゆうひさい こうどうかん)」へ行ってきました。

151104有斐斎弘道館01 (コピー).JPG

「有斐斎 弘道館」は、江戸中期の儒者・皆川淇園(みながわきえん)が1806年に創立した学問所「弘道館」址に建つ邸宅で、茶室、広間、ギャラリースペースなどがあり、茶会、講座、勉強会、展覧会などが開催されています。

151104有斐斎弘道館03 (コピー).JPG




さて、「有斐斎 弘道館」では2015年11月7日(土曜日)まで、

琳派400年
「手のひらの自然 京菓子と琳派」展 2015

が開かれています。

入館料500円、呈茶代1,000円。

和菓子は入館時に受付で4種類の中から選びます。

151104有斐斎弘道館04 (コピー).JPG
~ 選んだお菓子は、「裏表」(薯蕷製)です。

「琳派」をテーマに京菓子のデザインを公募した中から入選した作品が、1階の広間などに展示されています。

151104有斐斎弘道館09 (コピー).JPG

151104有斐斎弘道館11 (コピー).JPG

151104有斐斎弘道館14 (コピー).JPG

入選作品の観覧の途中で、お茶席で一服しました。

151104有斐斎弘道館12、茶室 (コピー).JPG

151104有斐斎弘道館13、裏表(薯蕷製) (コピー).JPG
~ 「裏表」(薯蕷製)。

「有斐斎弘道館」における琳派400年「手のひらの自然 京菓子と琳派」展 は、11月7日(土曜日)まで開催されています。

☆ 「有斐斎 弘道館(ゆうひさい こうどうかん)
  (京都市上京区上長者町通新町東入元土御門町524-1)
☆ 2015年11月4日(水曜日)午後0時10分頃利用




nice!(122)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理
前の5件 | - 和菓子の京都 ブログトップ