So-net無料ブログ作成

三重県多気町特産の「伊勢いも」 [大人の社会見学(文化施設・セミナー・工場見学等)]

京菓子を代表する薯蕷饅頭(じょうよ・まんじゅう)は、餡玉を薯蕷生地で包み蒸し上げた和菓子です。上用饅頭と呼ばれることもあります。

包む、蒸すという和菓子の基本的な技術に加え、純白の生地に焼印、色使いなどによる意匠は京菓子職人の技とセンスの見せ所です。

s_151201甘楽花子③、京の蕪.JPG
~ 甘楽花子「京の蕪」。

s_161201甘楽花子⑤、初雪.JPG
~ 甘楽花子「初雪」。

薯蕷生地に使われる主な原材料は、やまのいも、砂糖、上用粉(薯蕷粉)です。

薯蕷生地に使われるやまのいもは、やまのいも科やまのいも属山芋種やまといも群(つくね芋とも呼ばれる)に分類される、兵庫県北部の特産で表皮の黒い丹波芋、三重県多気町特産の表皮が白い伊勢いも、石川県能美市と小松市の特産で伊勢いもが起源の加賀丸いもなどです。

※薯蕷という言葉は普段あまり使うことがありませんが、薯も蕷もイモを表す漢字です。




さて、2017年10月10日(火曜日)の午後2時10分頃に、三重県多気町四疋田の伊勢いも畑を訪ねました。

s_171010伊勢いも畑(多気町四疋田)④.JPG

多気町特産品の伊勢いもの栽培は、肥沃で砂気が多い土壌で排水がよい櫛田川沿いの多気町津田地区が中心です。

美し国「みえの伝統野菜」に選定されている伊勢いもは、ながいもに比べ格段に粘りが強く肉質もよく、時間が経過しても変色しないことなどから高級食材としての需要があり、日本料理、和菓子の原材料などとして使用されていますが、連作障害や生産者後継者不足により栽培面積が年々減少しているそうです(参照:alic「野菜情報2016年12月号」)。

s_171010伊勢いも畑(多気町四疋田)⑤.JPG
~ 竹製の支柱を外し、伊勢いもの収穫が始まります。

s_171010伊勢いも②.JPG
~ JA多気郡の農産物直売所「スマイル多気店」で購入した伊勢いも。





nice!(70)  コメント(2) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 70

コメント 2

森田惠子

勉強になりました!
上用饅頭とばかり思っていました。
by 森田惠子 (2017-10-11 18:35) 

wattana

森田恵子さん、おはようございます。
上用饅頭の方が一般的(特に関東?)かもしれませんね。
なお、上用の「上」については(上菓子の「上」)、
「献上」、「上等」の2説があります。
by wattana (2017-10-12 06:25) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。